価値観の押し付け

現場の前を1日に何人もの人が通りすぎてく。
みんな明らかにこっちを気にしてるのね。笑
見て分かる。

で、僕はその都度挨拶するんだけど、挨拶した途端に
「ここは何屋さんになるの?」
「いつオープンですか?」
「頑張ってね!楽しみ!」
なんていう会話が広がる。

もう通り過ぎかかった人にも挨拶すると、立ち止まって戻ってきて そんな会話になるんだから
やっぱりみんな気になるんだなーと。笑

今日は何人と話したろうか? 
こんにちは
の一言だけで一気に会話に繋がるのね。挨拶ってスゲーなと。  
こんなこと言ってる僕はオトナになったなというか、、歳とったなというか。。笑


今日の夜は小澤氏が厨房やカウンター内を造ってました。機器や食器が並ぶとやっぱり雰囲気でてカッコ良い。

アイスクリームも納品して、食べさせてもらっちゃいました。三色アイス。
バニラと黒蜜きなこと、、もう一つはお楽しみということで。笑  
これ美味し かった。ごちそうさまでした。


さて、、
「良い仕事ってなんだろうか?」
これってどの職種の方であれ考えたりしてるんじゃないかと思うんだけど。

例えば僕の場合は建築なので、建築の話になるけれど、
良い材料を使って見えない細部までキッチリ仕上げて、見た目も立派に造る。

どうよこれ?ってな具合に。心の中はドヤ顔で。笑
これをお施主さんが見て

「おぉ!良い仕事するね〜!」

ってなれば勿論良い仕事なわけだけど、

「う〜ん、思ってたのとちょっと違うかな?」

ってなれば
その瞬間それは造り手の自己満足になってしまう。

そもそも、見えない細部の施工の仕方や材料の使い方なんかは “前提” の話であるわけで、そこに良いも悪いも無いわけで。

あくまでお客さんが満足してくれた瞬間に
良い仕事となるわけじゃないですか?


ここに、丸2日かけて造ったテーブルがあって(この他にもう一台)
これはウチらの中では
どうこれ?良いっしょ!
てくらいのテーブルなんだけど、とにかく「重い」という。その理由のみで止めました。笑

作り直し。もうね、ハッキリいって赤字垂れ流しだけど、そこは未来への投資ということで。


もう少しでここの現場日記?的なのも終わりになって、また違う現場の日々を綴っていくことになる。

あと少し。

良い仕事をして、良いお店にしたい。


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TAKEHARU OIKAWA

・大工
・一級建築大工技能士
・二級建築士